こんにちは。放課後等デイサービス ジュニアスペース・らいぶ堀川三条です。
6月の運動療育では、子どもたちに人気のある「跳び箱(横向き)」に取り組んでいます。跳び箱は、踏み切り・手のつき方・空中動作・着地といった一連の流れを全身で表現する運動で、体幹やバランス感覚、そして集中力を高めることができます。
🔹第2週:跳び箱の基礎をしっかりと
この週は、まず跳び箱に慣れることを大切にしながら、踏み切るタイミングや手をつく位置など、基本的な動作を丁寧に確認していきました。跳び越えることが難しい児童には、練習用の跳び箱を用意し、安心してチャレンジできる環境を整えています。
一方で、跳び箱に慣れている児童には、よりフォームの正確さを意識した支援を行いました。
ジャンプした際の腰の高さや、着地時に体がまっすぐ安定しているかなど、細かなポイントに目を向けながら、さらにきれいな跳び方を目指しました。
🔹第3週:いよいよ挑戦の週へ!
第3週は、跳び箱の実践練習として、それぞれの児童が目標に合わせて「跳ぶ」動作にチャレンジする週となりました。基礎を確認した上で、少しずつ跳び箱の高さを変えたり、ステップ動作を入れたりしながら、「跳べた!」という体験を積み重ねています。
苦手意識のある児童には、スタッフが近くで声をかけながら支援し、少しの成功も見逃さず丁寧に認めていくことで、安心して参加できるよう工夫しています。
得意な児童には、助走のスピードや踏み切りの強さの調整を伝えながら、「もっときれいに跳ぶ」「もっと高く跳ぶ」といった個々のステップアップにつなげています。
跳び箱は、できる・できないが目に見えて分かりやすい運動ですが、私たちは「跳べたかどうか」よりも、「チャレンジしたこと」「前より少しできたこと」を大切にしています。6月も、子どもたちが自信と達成感を持って活動に取り組めるよう、スタッフ一同しっかりと支援してまいります。
※ 運動療育、第1週は「ボッチャ」、第4週は「スラックライン」を行う予定になっております。